20代で営業に転職するメリットと落とし穴|若さを武器に迷わず動く方法
20代で営業に転職したいと思っても、
「未経験で通用するのか」
「営業はきついのではないか」
「今の仕事を辞めて後悔しないか」
と不安になる人は多いです。
“営業おじさん”です。元採用面接官として、これまで100人以上の営業志望者と向き合ってきました。

本記事では、20代で営業に転職するメリットと、事前に知っておきたい落とし穴を分かりやすく解説します。
✅ この記事を読むメリット
- 20代で営業に転職するメリットが分かる
- 営業転職で後悔しやすい落とし穴が分かる
- 迷いすぎずに一歩動く考え方が分かる
20代の若さは、あとから取り戻せない武器です。迷い続ける時間もリスクになります。営業に興味があるなら、まずは正しく知り、一歩動く準備を始めてみてください。
20代で営業に転職する最大のメリットは若さを武器にできること

20代は未経験でも営業転職に挑戦しやすい年代
20代で営業に転職する最大のメリットは、未経験でも挑戦しやすいことです。
営業職は、入社時点で特別な資格が必ず必要な仕事ではありません。もちろん、商品知識や提案力はあとから身につける必要があります。
しかし、企業側は20代に対して、完成された即戦力だけを求めているわけではありません。
むしろ、次のような部分を見られることが多いです。
- 素直に学べるか
- 行動量を出せるか
- 人と向き合う仕事に抵抗がないか
- 注意されたことを改善できるか
- 長く成長してくれそうか
つまり、20代の営業転職では「今どれだけできるか」だけでなく、「これから伸びそうか」も見られます。
30代以降になると、前職で何をしてきたか、どんな実績があるかをより強く見られやすくなります。
もちろん30代からでも営業転職は可能ですが、未経験から挑戦するなら、20代の方が入り口は広くなりやすいです。
だからこそ、20代で営業に興味があるなら、「自分にはまだ早い」と考えすぎる必要はありません。
未経験職種への転職決定者の割合は「20~24歳」が53.0%、「25~29歳」が44.7%でした。2024年のdodaのデータ
若さは転職市場で評価される大きな武器
20代の若さは、転職市場では大きな武器になります。
自分では「経験がない」「スキルがない」と感じるかもしれません。しかし、企業側から見ると、若さには明確な価値があります。
なぜなら、20代は新しい仕事のやり方を吸収しやすく、会社の考え方にもなじみやすい年代だからです。営業の基本を教えれば、これから長く活躍してくれる可能性があります。
特に営業職では、最初から完璧な人よりも、行動しながら成長できる人が評価されます。
営業で求められる力は、机の上だけでは身につきません。
- お客様の話を聞く力
- 分かりやすく伝える力
- 断られても次に進む力
- 結果を見て改善する力
- 信頼を積み上げる力
こうした力は、実際に人と向き合う中で育っていきます。
だから、20代で営業に飛び込むことには意味があります。早く経験すれば、その分だけ失敗も改善も早く積み上がります。
迷っている今のあなたが、転職市場では一番高く評価される時期にいる可能性があります。
営業経験は将来のキャリアにもつながりやすい
営業に転職するメリットは、転職した直後だけではありません。
営業経験は、その後のキャリアにもつながりやすいです。なぜなら、営業はどんな仕事にも通じる基本的なビジネス力を鍛えられるからです。
営業を経験すると、商品を売る力だけでなく、相手の悩みを聞き、必要な情報を整理し、納得してもらう力が身につきます。
これは、将来どの道に進むとしても役に立ちます。
たとえば、営業経験は次のようなキャリアにもつながります。
もちろん、営業に転職すれば必ず成功するわけではありません。きつい場面もあります。結果が出ずに悩む時期もあります。
それでも、20代のうちに営業を経験する価値は大きいです。
若いうちに人と向き合い、数字と向き合い、自分の弱さとも向き合う経験は、あとから大きな財産になります。
特に、今の仕事に将来性を感じていない人や、もっと稼ぎたい人、自分の力で道を広げたい人にとって、営業転職は現実的な選択肢になります。
20代の若さは、あとから取り戻せない武器です。完璧な自信がなくても、営業に興味があるなら、まずは一歩動いてみる価値があります。

👇営業に興味はあるのに、なかなか決めきれずに迷っている方は、次の記事も参考にしてください。
20代の営業転職で迷いすぎる時間がリスクになる理由

迷っている間にも若さという武器は少しずつ減っていく
20代で営業に転職するか迷うことは、決して悪いことではありません。
転職は人生に関わる大きな選択です。今の仕事を辞めていいのか、未経験で営業に行って通用するのか、本当に後悔しないのか。そう考えるのは自然なことです。
20代の営業転職では、若さや伸びしろを評価してもらいやすい傾向があります。未経験歓迎や第二新卒歓迎の営業求人があるのも、企業側が「これから育つ人材」を求めているからです。
しかし、その若さはずっと同じ価値で残るわけではありません。
1カ月、半年、1年と悩み続けている間にも、転職市場で見られ方は少しずつ変わっていきます。もちろん、年齢が上がったら転職できないという意味ではありません。30代から営業に挑戦する人もいます。
ただ、未経験から営業へ入るなら、20代の方が挑戦しやすいのは事実です。
特に次のような状態が続いているなら、考える時間より動く時間を増やした方がいいです。
- 今の仕事に将来性を感じていない
- 収入を上げたい気持ちがある
- 営業に興味はあるのに応募できていない
- 求人だけ見て終わっている
- 不安を調べ続けて、結局何も変わっていない
不安をゼロにしてから動こうとすると、いつまでも動けません。
営業は、人と向き合う仕事です。
向き不向きも、きつさも、面白さも、実際に知ってみないと分からない部分があります。
だからこそ、20代の営業転職では「完璧に納得してから動く」より、「最低限の情報を持って早めに動く」方が現実的です。
不安を消すより先に小さく動いた方が判断しやすい
営業転職で迷っている人ほど、最初から大きな決断をしようとします。
いきなり今の仕事を辞める。
いきなり応募する。
いきなり営業で一生やっていくと決める。
そう考えると、怖くなるのは当然です。
しかし、最初にやるべきことは、人生を一気に変える決断ではありません。
まずは、営業という仕事を正しく知ることです。
たとえば、次のような行動なら、今すぐでも始められます。
- 営業職の求人をいくつか見る
- 未経験歓迎の営業求人を比較する
- 法人営業と個人営業の違いを知る
- 新規営業と既存営業の違いを知る
- 転職エージェントに相談だけしてみる
- 自分の年齢や経歴で応募できる求人を確認する
これだけでも、頭の中だけで悩んでいる状態から一歩進めます。
営業転職は、勢いが大事です。ただし、何も知らずに飛び込む必要はありません。勢いとは、無計画に突っ走ることではなく、必要な情報を集めながら前に進むことです。
20代で一番もったいないのは、「失敗したらどうしよう」と考え続けて、何も試さないまま時間だけが過ぎることです。
情報を集めても、求人を見ても、相談しても、必ず転職しなければいけないわけではありません。
動けば、判断材料が増えます。判断材料が増えれば、自分に合う営業と合わない営業も見えやすくなります。
だから、営業に興味があるなら、まずは小さく動くことです。
迷いながらでも構いません。不安が残っていても構いません。動きながら確かめることで、営業転職は少しずつ現実的な選択肢になります。
迷うことは悪いことではありません。ただ、20代の若さは待ってくれません。完璧な答えを探し続けるより、小さく動いた人から未来の選択肢が広がっていきます。

👇未経験から営業職の正社員を目指したい方は、次の記事も参考にしてください。
20代の営業転職で完璧に理解してから動こうとする落とし穴

未経験者が営業会社を外側から完全に見抜くのは難しい
20代で営業に転職しようとすると、できるだけ失敗しない会社を選びたくなります。
求人票を見て、口コミを見て、会社のホームページを見て、できるだけ安全そうな会社を探す。これは悪いことではありません。
ただ、営業未経験の人が、外側から会社の環境を完全に理解するのは難しいです。
求人票には、仕事内容や給与、休日、勤務地などは書かれています。
しかし、実際の空気感までは分かりません。
たとえば、次のようなことは、外から見ただけでは判断しきれません。
- 上司がどこまで教えてくれるのか
- 失敗したときに支えてくれる雰囲気があるのか
- 目標の追い方が自分に合うのか
- お客様とのやり取りがどのくらい大変なのか
- 自分がその商品を本気で提案できるのか
もちろん、調べることは大切です。でも、調べれば必ず正解が分かるわけではありません。
特に営業は、人と向き合う仕事です。扱う商品、相手にするお客様、上司との相性、チームの雰囲気によって、同じ営業でも感じ方は変わります。
だから、最初から「絶対に失敗しない会社」を探そうとすると、いつまでも動けなくなります。
営業が楽な仕事ではないことだけは先に受け入れる
きれいごとなしで言えば、営業は楽な仕事ではありません。
お客様に断られることもあります。
数字を追うプレッシャーもあります。
思うように成果が出ず、自信を失う時期もあります。
これは、営業に転職する前に知っておくべき現実です。
営業に興味がある人ほど、「稼げそう」「成長できそう」「今の仕事より未来がありそう」と期待します。
その期待は間違っていません。
ただし、営業は楽をして人生を変える仕事ではありません。
営業で得られるものには、きつさもセットでついてきます。
- 人と話す力
- 相手の話を聞く力
- 断られても切り替える力
- 数字を見て改善する力
- 自分で考えて動く力
こうした力は、楽な環境だけでは身につきにくいです。
だから、営業に転職するなら、「きついことは一切避けたい」という考え方だと苦しくなります。
反対に、「楽ではないけれど、その分だけ力がつく仕事」と考えられるなら、営業は20代にとって大きな経験になります。
「比較的マシそう」「少し気になる」くらいで応募していい
営業未経験なら、完璧な会社選びを目指しすぎなくていいです。
もちろん、明らかに違和感がある会社に無理に応募する必要はありません。でも、外側から完全に分からない以上、最後はある程度の直感も必要です。
たとえば、最初はこのくらいの感覚で十分です。
応募したからといって、必ず入社しなければいけないわけではありません。面接を受けて、話を聞いて、違うと思えば選ばなければいいだけです。
何もしないまま悩み続けるより、応募して情報を取りに行く方が判断材料は増えます。
20代の若さは、あとから取り戻せません。営業に興味があるなら、完璧な正解を探し続けるより、気になる会社に応募してみる方が現実的です。
大切なのは、何も知らずに飛び込むことではありません。最低限調べたうえで、「ここなら一度話を聞いてみてもいい」と思える会社に動いてみることです。
営業転職は、頭の中だけで答えを出すものではありません。
動いてみて初めて分かることがあります。
20代の営業転職で迷ったときの判断ポイント
| 判断ポイント | 見るべき内容 |
|---|---|
| 少しでも興味があるか | 商品・業界・働き方に引っかかるものがあるか |
| 明らかな違和感がないか | 求人内容や面接で不安が強すぎないか |
| 話を聞いてみたいか | 応募して情報を取りに行く価値があるか |
| 今より前に進めそうか | 何もしない状態から抜け出せるか |
| 比較的マシそうか | 完璧ではなくても挑戦できる範囲か |
20代で興味があるなら動いてみる価値があります。完璧な正解を探すより、少し気になる場所に一歩進んだ人から、未来の選択肢は広がっていきます。

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✅ 37歳未経験で営業に挑戦して感じた正直な実感
私は、37歳で未経験から営業の世界に入りました。(プロフィール)
今振り返ると、もっと早く営業に挑戦していればよかったと思うことがあります。もちろん、私にとっては37歳というタイミングが必要だったのかもしれません。遠回りしたからこそ見えたものもあります。
それでも正直に言えば、「若い人がうらやましい」と感じる歳になる前に、営業に挑戦してもよかったと思っています。
これは、あなたに必ず営業へ転職しろと言いたいわけではありません。あくまで、私個人の実感です。
ただ、20代で営業に興味があるなら、何もしないまま時間が過ぎるのはもったいないです。若いうちに一度チャレンジしてみることには、大きな意味があります。
まとめ|20代で営業に転職するなら若さを武器に早く動く

20代の営業転職で大切なポイント
- 20代で営業に転職する最大のメリットは、若さを武器にできること
- 未経験でも、伸びしろや行動力を評価されやすい
- 迷い続ける時間も、転職市場ではリスクになる
- 営業は楽な仕事ではないが、その分だけ力がつく
- 完璧な会社を探すより、「比較的マシそう」「少し気になる」会社に応募してみることが大切
20代の営業転職で大事なのは、不安を完全になくしてから動くことではありません。営業が楽な仕事ではないと分かったうえで、若さを武器に一歩動くことです。
迷いながらでも、一歩動けば見える景色は変わります。営業に興味があるなら、今の不安ごと前に進んで大丈夫です。

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