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営業職の固定残業代は危険?未経験者が求人票で見るべき注意点

sawamurakazuya41@gmail.com
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営業職の求人を見ていると、「固定残業代含む」「みなし残業代あり」と書かれた給与を見かけることがあります。
月給は高く見える一方で、

「残業代をごまかされるのでは?」

「危ない会社なのでは?」

と不安になる人もいるはずです。

固定残業代は、それ自体が危険な制度ではありません。
ただし、求人票で見るべきポイントを知らないまま応募すると、入社後に後悔する可能性があります。

“営業おじさん”です。元採用面接官として、これまで100人以上の営業志望者と向き合ってきました。

営業おじさん
営業おじさん

本記事では、営業職の固定残業代の仕組みと、求人票で確認すべき注意点を分かりやすく解説します。

この記事を読むメリット

  • 固定残業代の基本が分かる
  • 危ない営業求人の特徴が分かる
  • 応募前に確認すべきポイントが分かる

固定残業代の見方を知って、月給の高さだけに惑わされないようにしましょう。

固定残業代とは何か|営業求人でよく見る給与表示の仕組み

固定残業代の仕組みを表す歯車のイメージ

固定残業代は残業代を毎月決まった額で支払う仕組み

固定残業代とは、あらかじめ一定時間分の残業代を給与に含めて支払う仕組みです。
求人票では「固定残業代」「みなし残業代」「固定残業手当」などと書かれていることがあります。

たとえば、月給25万円の中に「固定残業代30時間分・5万円を含む」と書かれている場合、その5万円は30時間分の時間外労働に対する手当として扱われます。

営業職の求人では、月給の総額だけが大きく見えることがあります。
しかし、大事なのは月給の高さだけではありません。

見るべき内訳
  • 基本給はいくらか
  • 固定残業代はいくらか
  • 何時間分の固定残業代なのか
  • 超えた分は別途支給されるのか

この内訳が分かると、その給与が本当に良い条件なのか判断しやすくなります。

固定残業代があっても残業し放題ではない

固定残業代を賃金に含める場合は、固定残業代を除いた基本給の額、固定残業代の時間数と金額、超過分を追加で支払うこと等を明示する必要があります。引用元:厚生労働省

固定残業代があると、「どれだけ残業しても追加の残業代は出ないのでは」と不安になる人もいると思います。

しかし、固定残業代は残業代を払わなくてよい制度ではありません。
あらかじめ決められた時間を超えて働いた場合は、超過分の割増賃金を追加で支払う必要があります。

つまり、30時間分の固定残業代が含まれている求人で、実際に40時間残業した場合は、超えた10時間分の残業代が別途必要になります。

ここを誤解すると、固定残業代そのものを危険な制度だと考えてしまいます。

実際には、制度自体が問題なのではなく、会社が正しく表示し、正しく運用しているかが重要です。

特に求人票では、固定残業代を除いた基本給、固定残業代の金額と時間数、超過分を追加支給する旨が分かるかを確認する必要があります。

営業職で固定残業代が多い理由

営業職の求人では、固定残業代が含まれているケースがよくあります。

理由の一つは、営業職の働き方が日によって変わりやすいからです。
商談、移動、訪問、顧客対応、社内報告などがあり、毎日きっちり同じ時間で終わるとは限りません。

また、営業職は外回りや顧客都合の対応が発生することもあります。
そのため、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含めて、毎月の給与を分かりやすくしている会社もあります。

ただし、固定残業代があるからといって、すべての営業求人が悪いわけではありません。
反対に、月給だけ高く見せて、基本給や残業時間の内訳があいまいな求人は注意が必要です。

営業未経験者は、月給の総額だけで判断しないことが大切です。
給与を見るときは、「月給いくらか」ではなく「中身がどうなっているか」を確認しましょう。

固定残業代の仕組みを知っておけば、求人票を見る目が変わります。条件の中身を確認できるようになれば、不安だけで営業求人を避ける必要はありません。

営業おじさん
営業おじさん

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営業職の固定残業代が危険になる求人の特徴

営業求人で確認すべきポイントを示す木製ブロック

何時間分の固定残業代か書かれていない求人

固定残業代ありの営業求人でまず確認したいのは、何時間分の固定残業代なのかです。

たとえば、求人票に「月給25万円・固定残業代含む」とだけ書かれていても、それだけでは判断できません。
10時間分なのか、30時間分なのか、45時間分なのかで、働き方の印象は大きく変わります。

固定残業代は、時間数と金額が分かれているからこそ、給与の中身を判断できます。

注意したいのは、次のような表示です。

月給25万円以上 ※固定残業代含む

営業手当あり

みなし残業代込み

詳細は面接時に説明

このような書き方だけでは、残業代がいくら含まれているのか分かりません。
求人票の段階で分からない場合は、応募前か面接時に必ず確認した方がいいです。

基本給と固定残業代の内訳が分からない求人

次に注意したいのは、基本給と固定残業代の内訳が分からない求人です。

営業職の求人では、月給が高く見えるものがあります。
しかし、その月給の中に固定残業代が多く含まれている場合、実際の基本給は思ったより低いことがあります。

たとえば、月給28万円と書かれていても、その中身が次のようになっている場合があります。

  • 基本給:21万円
  • 固定残業代:7万円

この場合、見るべきなのは月給28万円という総額だけではありません。
基本給がいくらで、固定残業代がいくらなのかを分けて確認する必要があります。

基本給は、賞与や昇給、各種手当の計算に関係することがあります。
そのため、固定残業代込みの月給だけを見て「給料が高い」と判断するのは危険です。

営業未経験者ほど、月給の総額に目が行きやすいです。
しかし、給与条件を見るときは、月給の高さよりも内訳の明確さを重視した方が安全です。

超過分を別途支給すると書かれていない求人

固定残業代で特に重要なのが、固定残業時間を超えた分の扱いです。

固定残業代は、あらかじめ一定時間分の残業代を支払う仕組みです。
その時間を超えて働いた場合は、超えた分の割増賃金を追加で支払う必要があります。

そのため、求人票に「超過分は別途支給」と書かれているかは必ず確認したいポイントです。

注意したいのは、次のような書き方です。

固定残業代含む

残業代込み

営業手当に含む

超過分の記載なし

このような求人は、固定残業時間を超えた場合にどうなるのか分かりません。
制度として問題があるとは限りませんが、求職者側から見ると不安が残ります。

特に営業職は、商談、移動、顧客対応、社内処理などで勤務時間が読みにくい仕事です。
だからこそ、超過分の支払いについて明確に書かれているかを確認する必要があります。

固定残業時間が長すぎる求人

固定残業時間が長すぎる求人にも注意が必要です。

固定残業代の時間数が長いということは、その会社が一定の残業を前提に給与を組んでいる可能性があります。
もちろん、時間数が長いだけで必ず危険とは言えません。

ただし、固定残業時間が長い求人では、実際の働き方を確認した方がいいです。

特に確認したい点
  • 実際の平均残業時間はどれくらいか
  • 固定残業時間を毎月超えている人が多いのか
  • 休日出勤や深夜対応があるのか
  • 残業時間を減らす仕組みがあるのか

固定残業時間が長い求人でも、実際にはそれより短い残業で済んでいる会社もあります。
一方で、固定残業時間いっぱいまで働くのが当たり前になっている会社もあります。

大事なのは、求人票の数字だけで判断しないことです。
固定残業時間が長い場合は、面接や転職エージェント経由で、実際の働き方を確認した方が安全です。

固定残業代がある求人でも、見るべき場所が分かれば冷静に判断できます。月給の高さだけで決めず、内訳と働き方を確認すれば、営業転職の失敗は減らせます。

営業おじさん
営業おじさん

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固定残業代ありの営業求人で確認すべきポイント

固定残業代あり求人の確認項目を比較するシート

固定残業代ありの営業求人チェックリスト

確認項目見るポイント
基本給固定残業代を除いた金額が分かるか
固定残業代の金額いくら含まれているか
固定残業代の時間数何時間分なのか
超過分支給固定残業時間を超えた分が支給されるか
実際の残業時間平均残業時間が確認できるか

基本給はいくらか

固定残業代ありの営業求人を見るときは、まず基本給を確認しましょう。

月給の総額だけを見ると、条件が良く見えることがあります。
しかし、その中に固定残業代が含まれている場合、実際の基本給は思ったより低いことがあります。

たとえば、求人票に「月給28万円」と書かれていても、内訳が分からなければ判断できません。
基本給が28万円なのか、基本給21万円に固定残業代7万円を足して28万円なのかで、意味が変わります。

見るべき3つのポイント
  1. 固定残業代を除いた基本給
  2. 固定残業代の金額
  3. その他の手当の有無

特に営業未経験者は、「月給が高いから良い求人」と判断しがちです。
しかし、給与条件を見るときは、総額よりも内訳を確認することが大切です。

基本給は、賞与や昇給、各種手当の計算に関係することがあります。
そのため、固定残業代込みの月給だけで判断すると、入社後に「思っていたより条件が良くなかった」と感じる可能性があります。

固定残業代は何時間分・いくらか

次に確認したいのは、固定残業代が何時間分で、いくらなのかです。

固定残業代は、時間数と金額がセットで分かる必要があります。
「固定残業代含む」とだけ書かれていても、求職者側は中身を判断できません。

たとえば、次のように書かれていれば判断しやすくなります。

固定残業代5万円を含む

30時間分の時間外手当として支給

30時間を超えた分は別途支給

このように、金額と時間数が明確であれば、給与の中身を確認できます。

一方で、「営業手当含む」「みなし残業代込み」「詳細は面接時に説明」といった表記だけでは不十分です。
営業手当の中に固定残業代が含まれている場合もあるため、手当の中身まで確認した方が安全です。

固定残業代を見るときは、何時間分なのか、いくらなのか、超えた分はどうなるのかを一つのセットで確認しましょう。

超過分の支払いと実際の残業時間

最後に確認したいのは、固定残業時間を超えた分の支払いと、実際の残業時間です。

固定残業代がある場合でも、決められた時間を超えて働いた分は、追加で割増賃金が支払われる必要があります。
そのため、求人票に「超過分は別途支給」と書かれているかを確認しましょう。

ただし、求人票の記載だけでは、実際の働き方までは分かりません。
営業職は、商談、移動、顧客対応、社内処理などで勤務時間が変わりやすい仕事です。

そのため、応募前や面接時には、次の点を確認すると判断しやすくなります。

  • 月の平均残業時間
  • 固定残業時間を超える月があるか
  • 繁忙期の残業時間
  • 休日出勤や夜間対応の有無
  • 残業代の支給ルール

ここで大事なのは、会社を疑うことではありません。
自分の働き方に合うかどうかを判断するために、必要な条件を確認することです。

直接聞きにくい場合は、転職エージェント経由で確認してもらう方法もあります。
特に未経験から営業職に転職する場合は、給与条件と働き方を事前に確認しておくことで、入社後のミスマッチを減らせます。

固定残業代ありの求人でも、確認する順番が分かれば必要以上に怖がることはありません。基本給、固定残業代、実際の残業時間を見れば、自分に合う営業求人を選びやすくなります。

営業おじさん
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まとめ|営業職の固定残業代は中身を見れば判断できる

営業職の固定残業代についてまとめるイメージ

固定残業代ありの営業求人で確認すべきこと

  • 固定残業代を除いた基本給はいくらか
  • 固定残業代はいくらか
  • 何時間分の固定残業代なのか
  • 超過分は別途支給されるのか
  • 実際の残業時間はどれくらいか

月給が高く見えても、固定残業代込みの金額だけでは判断できません。
大事なのは、給与の総額ではなく、基本給・固定残業代・残業時間の中身を見ることです。

“営業おじさん”です。固定残業代は、仕組みを知れば必要以上に怖がるものではありません。月給の高さだけで決めず、中身を確認して選べば大丈夫です。

営業おじさん
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現役リフォーム営業マン
“営業おじさん”です。 37歳で未経験から営業の世界に飛び込み、現在はリフォーム営業マンとして現場に立っています。 営業という仕事のリアルや、転職で迷ったときの考え方を、実体験をもとに発信しています。
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